愛を確認しちゃう

十分なほど幸せ

つばきファクトリーのメンバーを自己流解釈して紹介する

つばきファクトリー、2月22日にメジャーデビュー!おめでとうございます!
f:id:pep_rep:20170130184639p:plain

そんなめでたいつばきですが、まだまだ、

「よくわからない」
「気付いたら増員していた」
「方向性が見えない」
「キャラクターが見えない」
「エース、センターは誰なんだ」
「よくわからない」

という声がどこからともなく聞こえてきます。
私もつばき好きなんですけど、どこが好きって言われると、まだまだよくわからないところが多いです。
ということで、わからないなりに勝手にメンバー解釈して紹介してみることにしました。
f:id:pep_rep:20170130184656p:plain

あくまで勝手に解釈なので、事実と異なる場合が多々あります。
割とフラットな目線で書きましたが、時々絶賛心を隠せていません。
ぜひそれぞれのメンバーの真の姿を、自分の目で確かめてみてください!

これを機に、ちょっとでもつばきに興味を持ってもらい、「つばきのことは大体わかってる」的な優越感に浸っていただければ幸いです。
ではいきます。

山岸理子(やまぎし りこ)

f:id:pep_rep:20170130185700p:plain

癒し系なお人好し 精確派のクールダンサー
1998年11月24日生まれ。千葉県出身。
ニックネーム:りこりこ、りこちゃん

  • つばきの人たらし。リーダー。
  • めちゃくちゃお人好し。誰にでも物すごく優しい。グループ内や研修生からの信頼も厚い。
  • おっとりしていて言い間違いなども多く、本人が意図してなくても結果的に面白くなってしまう。
  • 物腰は柔らかいものの、割と現実主義でサバサバしたモノの見方をする。
  • 自称人見知り。しかし、ナイスガールトレイニー出身者が研修生に大量合流してきた際も、積極的に遊びに行くなどコミュニケーション力が高く、打ち解けやすい性格。
  • こぶしの野村みな美ちゃんとは同期。
  • つばきの中では一番先輩に当たる。つばき結成後すぐに、自分から「みんなが良ければタメ口で」と言い出すなど、話の早い人。ちなみに、研修生加入してまだ日の浅い頃、後輩である加賀楓ちゃんと舞台に出た際も、同じようにタメ口を許している。
  • ダンスを幼い頃から習っている。研修生になればバックダンサーとしてツアーに帯同できると知り、研修生になった。
  • ダンスを習っていたためか、おっとりした雰囲気に似合わず、ゴリゴリのブラックミュージックを好んで聴く。
  • ℃-uteが大好き。℃-uteコンの帯同経験もあり、℃-uteメンバーから可愛がられている。
  • 好きな食べ物は豆もやし。
  • 姉と兄を持つ末っ子。甥もいる。
  • 「特技はリコーダー、『りこ』だけに」という、少々リアクションに困る持ちネタがある。

f:id:pep_rep:20170130185738p:plain

  • 長年培ったダンスの実力と、それに伴うパフォーマンスの表現力には目を見張る。ダンスは自己流のアレンジをせず正確、かつバタバタせず非常に安定している。ダンス部の映像などを見ると、アイドルダンスだけでは勿体ないほどの実力を感じられる。同じくダンスの上手い秋山眞緒ちゃんととともに、このダンス力をさらに活かせば、つばきも℃-uteのようにダンスを評価されるグループになるかもしれない。

f:id:pep_rep:20170130185830p:plain

  • リーダーとして申し分ない人柄と器。「どうしてこの子がリーダーなの?」と思った時にはもう手遅れ。きっとりこりこに夢中になってしまうことでしょう。柔らかい雰囲気と、余裕のあるクールなパフォーマンスとのギャップに見惚れてしまうこと間違いなし。

小片リサ(おがた りさ)

f:id:pep_rep:20170130191100p:plain

好きな数字は1番! 負けず嫌いなお調子者お姉さん
1998年11月5日生まれ。東京都出身。
ニックネーム:りさまる。、まるちゃん、リサちゃん

  • つばきの有能。サブリーダー。
  • 以前はナイスガールトレイニーとして活動しており、トレイニーの店仕舞いに伴い、ハロプロ研修生へ移籍。過去には娘。のスッピン歌姫オーデにも参加経験あり。
  • 歌唱力、ダンス力はどちらも非常に安定しており、岸本ゆめのちゃんと共に、つばきの歌唱面を支えている。透き通るような綺麗な歌声が特徴。
  • トレイニー時代の経験からか、MCも安定して上手にこなす。
  • 演技力にも定評があり、舞台5連続登板というハロプロ記録を打ち立てている。

f:id:pep_rep:20170130191315p:plain

  • ニックネームであるりさまる。の「。」を付けた理由は「なんとなく」だそう。
  • 元々ハロプロ関連に興味があったわけではなく、芸能界のオーディションを色々受けていた中でたまたまトレイニー入りの誘いを受け、加入。そしてその後、ハロヲタになった人。鞘師、佳林ちゃん、ももち、岡井ちゃんらが推しで、中でも福田花音ちゃんへの愛は並々ならぬものがある。
  • りさまるは11月5日生まれ、山岸理子ちゃんは11月24日生まれと、たった19日違いだが、一応つばきの最年長。普段から仕切りたがりなりさまるは、当時リーダーになれなかったのをショックに思い、ふわふわした雰囲気のりこりこがリーダーになることを心配していた。しかし、今ではりこりこを非常に信頼しており、「理子ちゃんがリーダーでよかったな」とのこと。りこりことは二人で食事によく行くなど、仲も良い。
  • 左利き。一人っ子。
  • スタイルの良さや白い肌、茶色い目など、一定層の好みをど直球でぶち抜いてくるルックスの持ち主。

f:id:pep_rep:20170130191354p:plain

f:id:pep_rep:20170130191432p:plain

  • しっかり者のお姉さん気質であり、かつ年上に対しては甘え上手でもある。舞台などを通して、つばきに留まらずハロメンからの信頼も得ている。
  • 「優等生に見られがちだがそうではない」、とは本人談。経歴やパフォーマンス、何をやらせてもソツなくこなすところを見ると確かに優等生なのだが、実際は目立ちたがりでお調子者、そして負けず嫌いなど、かなりのおてんば。好きな数字は一番で、2017年はなんでもナンバーワンになるのが目標らしい。つばき初期は人見知りなのか様子をうかがっているのか、実力を持て余しているようだったが、ようやく本性、本領を発揮して面白くなってきた。

新沼希空(にいぬま きそら)

f:id:pep_rep:20170130195230p:plain

気まぐれ愛され天然物アイドル
1999年10月20日生まれ。愛知県出身。
ニックネーム:きそちゃん、きそら、きそ

  • つばきのコミュ力。
  • 本人はコミュ力を向上したいらしいが、どう考えたってつばき一コミュ力がある。同期である研修生20期の記念日には真っ先に連絡をし、研修生としては後輩のあいあいとも仲が良く、年下の浅倉樹々ちゃんを可愛がり、地方組で同い年の岸本ゆめのちゃん、谷本安美ちゃんともよく絡み、追加メンバーの秋山眞緒ちゃんや小野瑞歩ちゃんのことも分け隔てなく可愛がるなど、そのコミュ力は素晴らしい。
  • お茶目で人懐っこく、可愛らしい性格。人と話すときの顔の距離が近い。時たまヤンキーのような顔付きをする。それもまた可愛い。
  • 研修生時代は黒髪だったが、最近茶髪に染めた。

f:id:pep_rep:20170130195402p:plain

  • アイドルグループの「わーすた」にハマっているらしく、ブログではよく、わーすたネタを仕込んでいることが多い。
  • 写真の加工が得意。ブログ初期から、「バイキソラーン」といった独自の挨拶付きの画像コラージュ、画像への手書きコメントなどをマメに行なっている。

f:id:pep_rep:20170130195429p:plain

  • 歌もダンスも平均以上。調子の良いときとそうでないときのムラがある感じ。非常に可愛い声の持ち主でもあり、飛び道具としても活きる人。
  • 追加メンバーが入ってからは、立ち位置としては後列が多い。でもこの位置で合ってるのかは少し疑問。全体的なレベルが安定すれば、エース格が似合うと思う。

f:id:pep_rep:20170130201131p:plain

  • 愛らしくふわふわと移り気っぽい、猫のような可愛い性格。性格面でもパフォーマンス面でも、まだ自分のコントロールは苦手そう。人との距離感の近さは長所でもあり、やや不安要素でもある。
  • その場の雰囲気を明るく和やかにしてくれる、アイドルとして天性の才能を持つ人。自分のペースを掴めるようになった時、もっともっと輝いてくれるはず。何をするのかわからないきそちゃんに、みんなメロメロなのだから。



谷本安美(たにもと あみ)

f:id:pep_rep:20170130195546p:plain

豪快愉快なしたっけお子様美人
1999年11月16日生まれ。北海道出身。
ニックネーム:あんみぃ、あみちゃん

  • つばきのお子様美人。
  • 目の覚めるような清楚美人なのだが、中身は年相応か、それよりさらに子どもっぽく、騒がしい。見た目と中身が真逆なため、友人にも、黙っていれば可愛いのにねと言われてしまう。生で見るとさらに美人。

f:id:pep_rep:20170130195647p:plain

  • 元々ハロプロのことはあまり知らず、芸能人に憧れてたまたま受けた娘。オーディションで良いところまで残り、その後研修生入り。
  • 北海道出身。現在は北海道から通いでイベントやレッスンに参加している様子。
  • 歌もダンスも未経験、そして北海道からの通いというハンデを抱えながら、日々奮闘している。
  • 人のお尻をよく触っている。℃-uteメン全員のお尻を触るなど、その度胸は凄まじい。
  • りこりこのおっとりさやお人よし加減がすごいが、あんみぃもまたおっとりとして、とても人が良い。
  • ブログは方言も相まって、独特の緩やかで穏やかな空気が流れている。一読をおすすめ。
  • ファッションが好きなオシャレさん。流行を取り入れるのも早い。きしもんがどんな服を着たらいいかとアドバイスを求めたときには、きしもんはスタイルがいいからシンプルな服を着たらいいと思うという正論で返していた。
  • イラストのセンスがかなり独特な画伯。しかし、その絵をブログに普通にアップしてしまうなど、自覚はあんまりないようで……。

f:id:pep_rep:20170130195743p:plain

  • のんびりやだが、結構ゲラだし、結構気が強い。
  • 野球にハマっており、日ハム好き。札幌ドームによく観戦に行っている。

f:id:pep_rep:20170130195959p:plain

  • ハンデの大きさを努力で埋めようとしているのが伝わってくる。パフォーマンスで真の実力を出せるようになるのは、デビュー後からかもしれない。
  • 基本子どもっぽいが、大らかでまわりの様子をよく見ているところなど、大人な一面も。愉快な美人がつばきにどんな風を吹かせるのか。とても楽しみ。

岸本ゆめの(きしもと ゆめの)

f:id:pep_rep:20170130200155p:plain

熱血天然空回り 浪速の不思議ちゃん
2000年4月1日生まれ。大阪府出身。
ニックネーム:きしもん、ゆめちゃん、ゆめの

  • つばきの天然苦労人。
  • 大阪出身、元気印、笑顔の似合う明るい性格、とわかりやすいキャラ付けのはずなのだが、素直すぎるのかどうも空回りしがち。とても良い子。自分が苦労人という自覚はなさそう。
  • 研修生、6つばき時代は綺麗なロングヘアが特徴だったが、ショートカットにしてからは男前なルックスに。舞台でも男役をイケメンにこなす。ただし中身は普通に乙女。

f:id:pep_rep:20170130200306p:plain

  • つばき初期の頃、山岸理子ちゃんが手を叩いてメンバーに集合をかけるのだが、聞こえないので、結局きしもんが隣で「手叩いてるよ!集まって!」と大声を出して集合させるという謎の方式が軽く話題となった。

f:id:pep_rep:20170130200323p:plain

  • もし自分が男だったら理子ちゃんと結婚したいらしい。「無人島に連れて行くなら理子ちゃん、何故なら理子ちゃんのためなら何でもしてあげられるから」「理子ちゃんはつばきの中で一番可愛いと思う」という心酔ぶり。
  • Berryz工房のツアーに帯同してからBerryz工房にハマり、清水佐紀ちゃん推し。そして佐紀ちゃんと同じメンバーカラーのイエローを担当することになった。佐紀ちゃんハロプロアドバイザーとしてつばきの面倒をよく見てくれており、きしもんがデレデレになっている様子が度々垣間見れる。
  • 椎名林檎が好き。楽屋でもよく曲を流しているらしい。
  • ファッションにはこだわりがあるようで、少々変わった古着を着るなど独特のセンスを持っている。そのファッションセンスは、メンバーにもよくいじられている。
  • ちなみに、現在も続けているかは不明だが、いやなことを言われたとき(例えば服がださいなど)は、言われた人の名前と内容をノートに書いていて、いつか出版してやろうという恐ろしい野望を持っているらしい。
  • 姉がいる。姪もいる。
  • 歌が得意で、つばきの歌唱面を支えている。研修生としての活動も長かったため、基礎的なステージスキルがしっかり身に付いている。可愛い曲もカッコいい曲も出来るようになりたいという、アイドルとして素敵な理想を持つ。
  • 大阪出身ということもあり、トークの面で積極的にグループを引っ張っていこうとしている。仕切りやまとめ方が上手で、安心感がある。しかし、スベることも少なくない。

f:id:pep_rep:20170130201008p:plain

  • とにかくまっすぐな子。空回りしてもきっと他の子が止めてくれるから、なんとかなる。見た目の印象重視なキャラ付けをされがちだが、若干ダークネスさを感じる不思議キャラな内面を、もっと表に出してほしいところ。きしもんのキャラ立ちが、今後のつばきの色を決めていく要になりそう。

浅倉樹々(あさくら きき)

f:id:pep_rep:20170130201650p:plain

生真面目で頑張り屋 聞かん坊の赤ちゃんエース
2000年9月3日生まれ。千葉県出身。
ニックネーム:ききちゃん

  • つばきの赤ちゃん。みんなから赤ちゃんと呼ばれる。自分ではその理由がわからないようで、「本当に赤ちゃんなのかな、、」と思ってしまっている。
  • お母さんが「魔女の宅急便」好きで、主人公の「キキ」が名前の由来。これにちなみ、ブログの挨拶では魔女を自称している。樹々ちゃん自身もジブリ作品が好き。
  • 小1でアニメ「しゅごキャラ」にハマり、Buono!にハマった。この年頃の理想的なハロプロハマりパターン。Buono!のリリースイベントにも参加していたそう。
  • 初めてBerryz工房で買ったCDは付き片。年齢の割に古参。
  • ピアノを七年間習っていたり、吹奏楽部でユーフォニアムを担当したり、「ベルサイユのばら」が好きだったりと、基本的に文化系な様子。
  • 漢字は結構苦手。ハロステクイズコーナーでもなんとなく察することができるが、どうやら学力は……。
  • 小野田紗栞ちゃんとは研修生同期。2人でディズニーに行くなど仲が良く、さおりんのことを妹のように可愛がっている。つばきではライトピンクとピーチとして、同じピンク色を背負うことになる。

f:id:pep_rep:20170130202132p:plain

  • ペットの犬のチャーリーと琥珀を溺愛しており、ブログのほとんどはチャリコハの話題とチャリコハの画像で占められている。また、インコのせんちゃん(仙台ハロコンがあった日に飼い始めたのでせんちゃん)も飼っており、同じく可愛がっているのだが、飛ぶのが少しこわいため樹々ちゃんはさわれない。こうして樹々ちゃんはペットたちに愛を注ぐ毎日なのである。
  • 素直な感動屋さん。リリースイベントの際には集まってくれたファンへの感謝でよく泣いている。
  • さおきき、ききそら、などのコンビ名をブログで積極的に使っている。が、よくよく見ると樹々ちゃんの側ばかり使っている。愛はまるで一方通行。

f:id:pep_rep:20170130202353p:plain

  • 6つばき時代も今も、エース扱いをされている節がある。とても華のある子で、ステージ上でも目を惹く。表情豊か、どんなパフォーマンスの際にも気を抜かず凛々しい表情をつくっているのが魅力。高橋愛鞘師里保田村芽実に憧れているなど、スキル厨なところも。ただし、本人の実力はまだまだなので、いかにもなエースという感じではない。

f:id:pep_rep:20170130202446p:plain

  • 生真面目でしっかりした子。ステージングのためなら他の子にも注意できる性格。また、おっとりした子が多いつばきには珍しく、せっかち。みんなを急かす様子は可愛いが、時に心配な面も。メンバーが皆優しく、またパフォーマンス時以外の樹々ちゃんが基本ポンコツなので、許されているところがある。
  • その生真面目さでどこまでまっすぐ伸びていけるか、それとも曲がる時が来るのか。頑張り屋な赤ちゃんエースの明日はどっちだ。

小野瑞歩(おの みずほ)

f:id:pep_rep:20170130203313p:plain

奇想天外、天真爛漫! 笑顔に秘められた才気
2000年9月29日生まれ。東京都出身。
ニックネーム:おみず、おのみず、瑞歩ちゃん

  • つばきのパルプンテ。ポテンシャルの塊。憧れのメンバーは佐藤優樹というところからも、そのヤバさの片鱗が伺える。
  • 「小野、瑞歩です!」という、苗字と名前の間に一呼吸置いた自己紹介が耳に残る。
  • 研修生入り以前にはキッズモデルを経験していたり、エイベックス系のスクールに通っていたりと、経歴はなかなかのもの。
  • モーニング娘。に元々興味があり、たまたま通りかかった池袋噴水広場で6スマのクリスマスイベントを見てから、さらにハロプロにのめり込んでいった。なんて良い人なんだろう(主観)。

f:id:pep_rep:20170130204237p:plain

  • 舞台未経験にして、『ネガポジポジ』では主役に抜擢。その演技力は、共に主役を演じた演技経験豊富な高瀬くるみからも「天才」と評されるほど。笑いを誘うアドリブも多く、頭の回転が速いのがわかる。

f:id:pep_rep:20170130203443p:plain

  • 左利き。姉がいる。
  • 特技はフルート。吹奏楽部。
  • 通りが良く抜ける声は武器。つばきのユニゾンの土台になれそう。可愛らしい声も出せるため、汎用性が高い。歌唱力、ダンス力はまだまだだけど、それも時間の問題。さらに伸びていくと信じさせてくれる人。

f:id:pep_rep:20170130203847p:plain

  • 楽屋では騒々しいタイプ。あんみぃとは笑いのツボが合うらしい。
  • 明るい笑顔が魅力で、どんなときも笑顔を絶やさない。少しおっちょこちょいなところも、もしや計算なのではないかと思えてしまうほど、賢さも感じられる。
  • まだまだオリメンに対して遠慮が見えるため、気兼ねない関係となる日が待ち遠しい。つばきをさらにワクワクさせてくれるのは、きっとこの子。要注目。

小野田紗栞(おのだ さおり)

f:id:pep_rep:20170130202600p:plain

心優しく力は強く 新星・桃色ナルシスト
2001年12月17日生まれ。静岡県出身。
ニックネーム:さおりん

  • つばきの良心ナルシスト。
  • 元気で喋り方がハキハキしており、トークの返しもキレがある。鏡をよく眺めていたり、「可愛い」という声が聞こえただけで「さおりのこと?」と言ってきたりと、典型的なピンク型ナルシストキャラ。
  • ブログでは自撮りが多く、「さおりの自撮り」なる語呂の良いフレーズを多用する。

f:id:pep_rep:20170130202657p:plain

  • 地元静岡でロコドルとして活動していた。 その後、娘。オーデを経て、研修生入り。
  • 両親がハロプロ好きで、昔から松浦亜弥藤本美貴に憧れていた。
  • 鞘師やめいめいに憧れている。そんなところも仲良しの樹々ちゃんと似ている。
  • 特技はピアノ、そろばん。そろばんは二段の腕前を持ち、イベントでも披露している。
  • 靴集めが趣味で、棚に入りきらないほどの靴を持っている。
  • 静岡朝日放送の情報番組「コピンクスCOSMOS」で、佳林ちゃんの後を継ぎ、キャラクターボイスを担当している。
  • 透き通るような透明感のあるルックス。さわやか五郎が「イカちゃん」というあだ名を付けている。
  • 握力の強さがすごい。どうやら握手会の時に特別力を込めているというわけではなく、普段からその握力が普通のようだ。
  • ロステクイズコーナーでは、ずっとしんどそうな表情をしていた。学力は……。

f:id:pep_rep:20170130202904p:plain

  • 可愛らしい歌声。歌唱力もまだまだ伸びそう。短期間での振り入れは苦手らしく、本人もダンスにはやや苦手意識がある模様。
  • うるわしのカメリアではセンターを任されており、期待が感じられる。樹々ちゃんとのダブルエースなどもありえそうで、今後が楽しみ。
  • 単にナルシストなわけではなく、LINEライブではきしもんがスベりそうになるのを止めようとし、会話に入れていないりさまるをトークに混ぜるなど、よく気が付く優しい性格。

f:id:pep_rep:20170130203256p:plain

  • 人見知りな雰囲気も感じられ、まだまだ未知数なところが大きい。ピンク色を背負うに相応しい人であるのは確か。キャラにも実力にもさらに磨きをかけて、ピーチ色を存分に活かしてほしいところ。ピンクは無敵、ピーチは最強。

秋山眞緒(あきやま まお)

f:id:pep_rep:20170130204301p:plain

真っ直ぐな向上心 最年少のキレキレダンサー
2002年7月29日生まれ。大阪府出身。
ニックネーム:まおぴん

  • つばきの最年少。みんなのまおぴん。
  • まおぴんというニックネームは、昔から姉と兄に呼ばれていたもの。自称もまおぴん。本人の発音はほぼ「まーぴん」に近い。小野田紗栞ちゃんからは「まおぽっくる」と呼ばれている。
  • 大阪っ子。年の離れた姉と兄がおり、末っ子オーラ全開。ただし、つばきは最年少を可愛がる風潮があまりなく、つまらない話などは容赦無く切り捨てていくため、まおぴんが戸惑っているような様子も窺える。頑張れまおぴん。

f:id:pep_rep:20170130205210p:plain

  • スポーツマンシップに溢れた、非常に熱くまっすぐな性格。人と競いながら実力を高め合うことに、純粋な喜びを感じている様子。まぶしい。
  • 腹筋がすごい。あの矢島舞美ちゃんにも相当するほどのバキバキ腹筋の持ち主。要注目。
  • 4歳からやっているというダンスの実力は相当なもの。バキバキと踊る姿は、年齢を感じさせないほどにかっこいい。
  • きそらちゃんとは姉妹のように仲良し。

f:id:pep_rep:20170130205252p:plain

  • 歌はまだパートが少ないのでなんとも言えないが、ダンスで鍛えたリズム感は相当良いと思われ、歌唱にも活きてくるはず。
  • メンバーカラーは、6つばきにはいなかった赤色を任されている。最年少に赤を任せるところには、Berryz工房の面影を感じる。センターやエースの役割を期待されているのかなと思うが、どうなるかは未知数。佐々木莉佳子ちゃんのように、ダンスエース的な役どころになるのだろうか。Just Try!の間奏での力強いダンスは見所。

f:id:pep_rep:20170130204512p:plain

  • 最年少の中学生、そして地方組ということもあり、大変なこともたくさんあるかも。しかしつばきの半分は地方組なので、助け合いながらまっすぐ成長していってほしい。まおぴんの魅力は、何より素直で貪欲なまでにまっすぐなところなのだから。

おわりに


つばき、楽しいですよ!
f:id:pep_rep:20170130205330p:plain

f:id:pep_rep:20170130205341p:plain

ネガポジポジの各チームを観てきたエモーショナルな感想

おぼろげな記憶を留めるために書いておきます。
エモーショナルな感想なので、話が飛び飛びだったり誇張が過ぎたり、深読みしまくったりしてます。ご了承を。

観た順番がA→C→Bなので、その順に感想を並べます。
以下目次。

Aチーム 11/3 初日

おぼろげになりつつあるので、当時のツイッター遡りながら。


・影アナが終わると流れてくる、ディスコ風アレンジのネガポジポジインスト。あれはクセになる。
まず始まり方がカッコよくて、舞台上の椅子に登場人物が全員座っているあの感じ。
そしてなんだかものすごく騒がしい。ステージ上には常に誰かがいて、目が足りない。
全編歌っていてミュージカル風、オペレッタというのかな、それが楽しかった。

・正直、初日で慣れていないせいもあったのか、歌唱力不足は否めなかった。また、これも初日ということで、笑いどころっぽいところでも客席は静かだったため、滑ってる感もあった。
・でも、公演を重ねるごとにこなれて良くなるのだろうという期待感が見ていてすごかった。

・そんな風に眺めていると、突然の暗転。
カチッ、カチッ、と、ライターを点ける由美。りこりこ。
無音で、座ったり、寝転がったり、鍋を眺めたり。
ゾクゾクしました。なんだこれは、と。
りこりこの持つドールっぽい可愛さ、何を考えているのかわからないところ、彼女のセクシーさ、妖しさ、が存分に活かされていた。
無音で、一人で、ステージ上で、こんなに長い尺で。
とにかくびびりました。心を掴まれた。

・物語は進み。
リリウムのシルベチカのように、舞台上をフラフラとさまよう由美りこりこ。そのみすぼらしい格好がりこりこはなぜかよく似合っていた。マッチ売りの少女みたいな、儚げな感じ。
ウインドウズの歌では後ろでセクシーに踊り上げていました。りこりこの姿に目を奪われました。

・そして、りさと由美が本音でぶつかるラストシーン。
これを見て端的に的外れに伝えるとセックスしていた、と表現した自分を自分で褒めてあげたい。まさにそうだった。
あの生身の感情のぶつかり合いと、その果ての一種のカタルシス。りさと由美という役を超えて、加賀楓山岸理子が垣間見えるほどの感情の発露に、こちらの心まで揺さぶられました。

・まあそんなこんなで、ぜひ他チームも見に行きたい、と思えるほど良い公演でした。そして、つばきメンではリサ樹々が元々気になっていたので、リサ樹々Cチームのラストシーンが見れたら極上の幸せに浸れるだろうなと、既にこの時から予想していました。自分で自分を褒めてあげたい。

・「ってか放火のネタ回収されないんだろうなと思ったらほんとに回収されずに終わったな…」と釈然とせず、後日狼の感想などを読みあさっていたら諸々の事実に気付き、ますますネガポジポジ沼にはまったわけです。

・るみ役の桃々姫ちゃんが子役!といった感じで演技も上手くて可愛いかった。

・アンサンブルの小野瑞歩ちゃんに見惚れてしまいました。つい日替わり写真を買ってしまうほど。新メンバーということで全然知らなかったのに、アンサンブル見たらメロメロになってしまいました。笑顔でニコニコしていたのが印象的です。しかし、今思うと彼女は「カゲ由美」役。「カゲ由美」はなぜあんなにニコニコとしていたんだろう。まあもちろん、小野瑞歩ちゃん自体、いつもニコニコしてる方の子なのですが。今思うとやっぱりAチームはトリッキー。


Cチーム 11/17


・Cチームの「りさ」は、Aチームりさに比べてめちゃくちゃ我が強い印象だった。

かえでぃー演じるりさは、言いたいことが言えない性格、根本的に自分に自信が無く、キラキラした由美に対して引け目に感じているんだろうなと思ったけど、りさまる演じるりさは「せんべい屋の娘に生まれてなけりゃああたしだって!!!」みたいなものすごい負けん気というかパワーというか、強烈な卑屈さを感じた。


・Cチームはアドリブを含め、本当の姉妹のようだった。特にりさと舞の掛け合い。可愛かった。由美の前でなければりさはこんな感じで素直なんだよ、という対比としてもわかりやすかったし、笑いを誘うシーンとしてもすごく良かった。


・Cチームは歌が良い。りさまるの声も良い、樹々ちゃんの歌も良い。高音をりさまるがブレずに一発でポンと当てて歌っているときとか惚れ惚れした。この舞台は心情描写にしろシーンの雰囲気作りにしろ歌が資本だと思うので、かなりこれは高評価。


・りさまるの特技けん玉を見れて幸せ。関係者席、特にあやぱんが笑ってたような気がした。声だけだけど。あやぱんはりさまるのシーンで特に笑ってた印象。声だけだけど。長く過ごしてきた仲間として、あやぱんはりさまるの演技やアドリブをどう見たかな。


・りさまるアドリブ多いな!と思った。「りさ」は控えめなのに、りさまる自身の性格はSっぽいので、アドリブの度に興奮した。「りさ」と「リサ」を飛び越える瞬間の面白さというか。これはりさまる自身は「りさ」っぽくない性格だからこその面白さかな。クールに見えるりさまるがアドリブを仕込むってだけで面白いんだよね。良かった。

・特に印象的だったのが、由美が油を注ぐシーンのアンサンブルりこりこ、つまりAチームの由美。あのシーンは由美自身とても躊躇っていたように見えたし、アンサンブルりこりこも、躊躇うように振り向きながら戻っていった。そしてアンサンブルかえでぃーも、強気に見えるCチームりさの弱い一面を表しているような気がした。「アンサンブル≒カゲ◯◯は素直な心説」を推していきたい。

・舞役のおのことちゃんが良かった。正直、Aチーム舞役のほりえってぃーがハマりすぎていて、これは超えられないだろうとか思っていたけど、おのことちゃんもめちゃ良い。舞はいい役だなあ。主演のりさと由美、そしてラブシーンを演じる四女るみと川上に対して、舞は基本的にコメディエンヌなんだけど、相手役がいないからこそ個人の力量、センスがそのまんま活かされてる。舞はいい役だ。
・由美が貧乏になってボロボロの服着ているところ、樹々ちゃんのセンスが良すぎてまるでパリコレの新作みたいな前衛的ファッションに見えてしまった。可愛い。

・Cチーム川上きゅん可愛すぎでしょう。顔は一番イケメンだなと思うのに、ぶっちゃけ一番可愛かったの川上きゅんなのではないか。可愛い。


・元はちきんあやのちゃん、この子がそうか!と納得。確かにスタイルといい華といい、目を引きまくる。(初日Aチームのときは小野瑞歩ちゃんにメロメロであまり見る余裕がなかった、、、)

手をグルグルするダンスのとき、めちゃくちゃ高速で回していたのがちょっと面白かった。


・途中までりこりこの霊圧が感じられなかったけど、ちゃんといた。そしてりこりこはダンスのときの表情、表現力がズバ抜けていると気付いた。他の子はにこにこ踊っていたり、かえでぃーとかは黒子に徹すように真面目な顔なんだけど、りこりこは顔でもセクシーに踊っている。それってダンスが踊れる人の芸当だ。
まあ不幸なのか幸いなのか、まだりこりこ本人には色気がほとんどないんだけど、ダンスはとてもセクシー。肩の使い方なんて素晴らしい。この子がつばきファクトリーとしてデビューすること、これから先、ダンスをもっともっと見られるであろうことを、本当に幸せに思った。


・Aチームのときは、ウインドウズの場面の後方でマウスを使いながら踊る由美(りこりこ)がめちゃめちゃセクシーで、そちらにばかり目が行ったんだけど、今回はそうはならず笑 まあ、樹々ちゃんがそんなにセクシーでも心配になっちゃうからいいのだ。


・Cチームのラストのシーンは前評判通りやばかった。
2人がお姉さん座りみたいな体勢していて、前方の樹々ちゃんにすがるように抱きつくりさまる、という図のところ、マジでセックスの雰囲気すぎて上着で顔を覆いそうになった。なんだあれは。あれを観るためだけでもお金を払った価値がある。10代の女の子のあんな姿、あんな顔、普通は見れない。物凄いものを見た。元々アドリブを見るとなんか気恥ずかしくなっちゃう性格なので、りさ由美、というかリサ樹々がアドリブ混じりに好き!って言い合うの、ものすっごい照れた。照れた。
以前樹々ちゃんがブログで、暗に「千秋楽までに◯◯したい」みたいなことを匂わせていたので、もしやキス!?という期待感というか、多分しないだろうとは思ってたけど、年末ジャンボ宝くじの当選発表を見るような気持ちで見ていた。結局しなかった。けれど、その後こたつに2人で並んで入るシーンでにこにこ笑い合っていたのを見たら、千秋楽では本当にキスするのでは?なんて思ってしまった。→結局しなかったみたいで一安心。

・Cチーム由美は好きという気持ち、友達になりたいという気持ち、謝りたいという気持ち、がわかりやすく表現されていたように思う。これは追加セリフとしてあった「遊びに来たかったよ!」というセリフからも伝わる。

・しかし、演技力歌唱力の高さに隠れて、実はCチーム由美は方向性が見えにくかったのでは。
大千秋楽後の樹々ちゃんブログでも、悔しい気持ちがまだあり、自分らしい由美がどんな由美か、わからない部分はまだたくさんあると書いています。

私らしい由美がどんな由美なのか
自分でも分からない事はまだたくさん
あるし、変な気持ちで悔しい気持ちもまだあるけど、、、


ここで終わりじゃない!

終→続 浅倉樹々|つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba


・Cチームは、最終的にはりさ(りさまる)の母性にかなり助けられていたと思います。
ラストシーン、樹々由美はどれくらい自分のことを好きかとりさに問いかけ、お母さんくらい好きだと言われ、散々好きと言われ、言い合い、ようやく、ようやく素直になり、謝ることができます。一番由美が救われたのは、きっとCチーム。

・Cチームの由美は、放火を躊躇っていたあの時からずっと、救われたかったんだよね。
だから、 強いて言うならCチームの辿り着こうとした答えは、求めていた救いと母性への回帰だったのではないでしょうか。
Cチーム由美がずっと求めていたのは、許しであり、甘えであり、上辺だけでない無条件な存在の肯定。
母親不在で、父親にすがるしかない自分。全部父親の影響で、由美の人生は動かされてる。それを救ってくれる人を求めていた。

・一方のりさは父親がおらず、しかしポジティブで下町的なあたたかい家族の中で生きている。
浪人、無職、引きこもりと、男性的な社会的強さはかけらもないりさ。テレビに影響されやすく、流されやすい。りさは由美の残した地図を見ても、意味を一生懸命考えても、悪く考えるのはやめようとする。りさはあまりに甘くて甘くて甘い。
だからこそ、由美はりさに救いを求めたのではないか。自分よりカーストが低く、だけど片親という境遇は同じ。そして自分が燃やそうとした家の子。甘く優しすぎるりさに。
・由美は許しや救いを求めたからこそ、あの日頼めなかった蕎麦、そして天ぷら蕎麦を作ろうと、なにか贖罪のように蕎麦屋でアルバイトをしているのではないか。

・だけど救いとか母性とか、そんな答えまでCチームは持っていけてなかった、と思う。そんなテーマは大きすぎるし重すぎる。設定だけなら、父親不在母親不在の対称性、父親のいいなり、父親不在と社会性の欠如、上辺だけの肯定とプライドの高さ、などというピースは散らばっていましたが、それらを拾い上げ結びつけることは、あまりに難しいと思います。だからこそ、あのラストシーンの、全てを包み込むような濃厚な感情のやり取りに助けられている部分があります。

・そういうわけで、Cチームラストシーンは、百合っぽい雰囲気でした。甘えたで勝気でワガママっぽい樹々ちゃん、クールで艶っぽくしかし熱く吠えるようなりさまる、これらが混ざり合うと百合っぽくなるというのは面白い。それはりさまるの母性、優しさ、そして救いを求めた由美樹々とが絡み合った結果なのでしょう。

・しかし、りさ(りさまる)が母性的な救いを提供していたのに対し、結局、由美樹々が表現しようとしたのは、「好き、友達になりたい、仲良くなりたい」という甘酸っぱいまっすぐな答えだった気がします。そのズレがあったからこそ、百合「っぽい」で留まれた。もし二人の解釈が友情で一致すればBチーム的なさわやか友情エンドになっていただろうし、母性や救いという解釈に一致すれば、さらに濃密でむせ返るような同性愛的エンドになっていたのでは。その二人の間のズレが惜しいようで、だけどギリギリのラインを攻めていて、良いなと。あくまでこれは小劇場の濃厚な舞台ではなく、研修生をメインに据えた若者の爽やかな舞台だから、やれるのはここまでなのかなとも。

・あと、Cチームを観たから気付けたこと。
貧乏になった由美が再びりさの前に姿を現した大晦日、りさにマキコからポケベルで連絡が来るけど、結果的にりさはマキコの元へは行かなかった。りさは、オシャレでテレビのオーディションにも出て貝殻みたいなイヤリングしてイケイケでおまけに仕事も紹介してくれたマキコではなく、貧乏になってすっかりみすぼったらしくなった由美を選んだ。そんな風に思えます。


Bチーム 11/19 朝公演

・Bチームはレベルが高かった!ハロプロの芝居というと贔屓目に見てしまうところがありますが、それを抜きにして、とてもレベルが高い。ハロプロを知らない人に見せるなら、Bチーム公演だと思います。

・特に、由美役の高瀬くるみちゃんの演技は圧巻。芝居も歌も、間違いなくトップクラス。調べると、小2の頃からミュージカルを習っており、主演の経験もあるそう。そりゃ上手いわけです。
ちなみにNHKの「オトナヘノベル」でくどぅーと共演していたのが高瀬ちゃんだそうです。普通に役者さんだと思ってた。びびった。

・そして主演でありながらダークホースとも言えるのが、りさ役の小野瑞歩ちゃん。舞台は初めてという小野瑞歩ちゃんだけど、高瀬ちゃんに引けを取らない。普通、演技の実力差がありすぎるとどちらかが浮いてしまうと思うんですが、瑞歩ちゃんは高瀬ちゃんと絶妙にマッチしていました。そして歌唱面では、その通る声で明朗に歌い上げていて、非常に気持ちが良かった。

・何より小野瑞歩ちゃんは、アドリブ力が素晴らしい。各チーム共通のアドリブシーンで、明確にオチにつながるアドリブを長尺で入れてきたのは多分瑞歩ちゃんだけじゃないかな?脱帽しました。加えて瑞歩ちゃん、ユーモアがある。高瀬ちゃんが瑞歩ちゃんのとあるアドリブでツボってしまい、観客がどっと笑うという場面も。

・メタ的な話になりますがBチームは、女優魂ビンビンな高瀬ちゃんが、舞台が初めてという瑞歩ちゃんの豊かなアドリブに振り回されるような形になっていたのが、対照的で非常に楽しかったです。少年漫画で例えるなら、高瀬ちゃんが経験豊富で才能溢れるクールなライバル役、そして瑞歩ちゃんが、新人にも関わらずその天性のセンスでめきめき成長していくニコニコ笑顔の主人公、といった感じでワクワクが止まりません。アニメ化してくれ。

・Bチームは高瀬ちゃんのおかげで安定感があり、小野瑞歩ちゃんのおかげで素敵なアドリブを見ることが出来ました。いわゆるアドリブって、「はい今アドリブやってますよ」感が出てしまいがちですが、Bチームは演技力がしっかりしているのでアドリブにも余裕がありました。アドリブが活きてました。そしてオチにも繋がる伏線を入れていたのは、さすがの一言に尽きます。一つのお芝居として素晴らしかった。


・Bチームの由美は、お茶目。そして掴み所がなく、ふわりふわりとしていました。あまりにふわふわしすぎていて、すぐどこかに飛んでいってしまいそうな、そんな雰囲気。その雰囲気が、世間知らずのお金持ちのお嬢様という感じで似合っていました。そしてアドリブにも表れていましたが、ちょくちょくりさをおちょくる感じ。馬鹿にしてるの!?と思ってしまうのもわかる。でもそうじゃなくて、友達になりたかった、仲良くなりたかったんだよと、掴み所のないふわふわした由美が、全部を失った由美が最後に素直に言うのは、とても可愛かった。

・由美が火を付けようとするシーン、Cチーム由美のときはかなり躊躇いが窺えたのですが、このBチーム由美はすぐにでも火を付けてしまいそうに感じました。火をつけるまでの間は、まるでただの気まぐれ、のような。逡巡とは言い難い雰囲気でした。アンサンブルとして出ていた樹々ちゃんも、Cチーム公演のアンサンブルりこりこが躊躇いがちに振り向いた後に戻っていくのとは異なり、さっと躊躇いなく帰っていく様子でした。


・この舞台のクライマックス、由美がりさを追いかけるシーンでもBチームの特色が出ていました。気付いたら、なぜかりさが追いかける側に回っていて。なのに、客席への階段を降りるりさを由美が追いかけてこなくて、りさが「なんで追いかけてこないのよ!」なんて怒ったり。りさをおちょくる由美が、本当に可愛かった。
和解した後、こたつ入ろっか、とりさが誘うと、由美はこたつの中ではなく、天板の上に座り、りさを手招き。そして由美の膝の上にりさが座ります。Bチームのりさは最後まで、由美に翻弄されていますね。実年齢でいうと高瀬ちゃんは高3、瑞歩ちゃんは高1で瑞歩ちゃんの方が年下というのも、良い味を出しています。



各シーンごとに振り返る

由美が火を付けようとするシーン

・Aチームは何をし出すかわからなかった。ライターなんて手に持って、油を注いで、何を、何を何の目的で?どうして?何を考えている?と、まさにりこりこのブログにもあった狙い通りにトリッキーで、そして妖しげで、演技として非常にそそられました。Aチームの良さとは舞台の妙であり、その芝居の美しさであり、そこに解答はいらない気がします。

・Bチームはさらりと火を付けようとした印象があります。Bチーム由美は放火や自分のしている父の手伝いを、悪いこととは思っていないのでは。純朴ゆえの過ちのような気がしました。地図は何なのかと聞かれ由美が「それはおっとうが…」と2回目の大晦日で言うセリフがありますが、それはおっとうが命令したからとか、おっとうに言われただけだよ、とか、Bチームの放火のシーンではそんなセリフが続くような、自分の責任とは思わないような、そんな気がします。おっとりとほわほわして、お金持ちであることやそんな危ない手伝いも、ありのまま受け入れていた気がします。
私にとってBチーム由美は、ふわふわとして、たんぽぽの綿毛のような心地よくつかみどころのない、つかまえさせない子でした。

・Cチームは、火をつけるのをあからさまに躊躇っていました。アンサンブルでカゲ由美のりこりこも、躊躇いがちに去っていきます。父の命令から、嫌々、火を付けようとしているのかなという風に思えます。
しかし、Cチームの由美は難しいです。前述のように樹々ちゃん自身、自分らしい由美について迷っていた節がブログからも窺えます。

・「私あの子の何かを助けるべきなの」と歌うりさ。火を付けようとしている姿を見て、そんな風に歌うなんて、物凄いと思った。助けたがりかよ。
りさは結局、あの放火未遂について悶々と考えたまま、ずっといなくなった由美のことを想い続けます。

・最初に見たときは、そんなに長い間、いなくなった由美のことを思い続けられるものかな?なんて思ったんですけど、色々把握した今思うと、なんかこれ、すごくわかるんですよ。
なんでもできてお金持ちでおしゃれで、友達なんだけどそれも上辺みたいな感じで。そんな女の子の、闇の部分を垣間見てしまった。不完全な部分を見てしまった。それから彼女は、姿を消してしまった。
友達じゃなかったからこそ、気になって気になって気になり続けて当たり前なんですよ。
あの子何を考えてたんだろう、何をしにきたんだろう、放火しにきたんだろうか、それだけが目的なのか、そんなに私のことが嫌いだったんだろうか。だとしたらどうして? 気になって仕方ないのも、なんだか今ならわかります。

貧乏になった由美がまんでん家を訪れ、助けてほしかったと心の中で言う

・これは金銭的に助けてほしい、ということもあるだろうし、精神的にも救われたかったのかなと思った。
友達の家を燃やさなくてはいけないという状況。しかも地図や「父の仕事を手伝っている」というセリフから、このような放火、それに類することをしたのは、一度や二度では済まないのでは?
由美自身がそれをどう思っていたかは各チームの解釈によると思うけど、火をつけようとする由美の姿を見て「何かを助けるべきなのか」とりさが思ったことは事実で。実は最初の大晦日のときから、由美は精神的な面ではきりきりと、追い詰められていたのかなあなんて思います。

りさと由美が仲直りするシーン

AとBとCで一番このシーンは異なっていました。

・Aは熱演、なんて感想を見かけましたが、まさにその通りだと思います。見ているだけで、その感情の揺らぎでこちらまで、涙が出てきました。
芝居なのに、芝居を超えて役者本人の心が溢れて、境界線が曖昧になって、そんな風にさらけ出していることに、また心が熱くなって。
トリッキーさを求められていたのにも関わらず、こんなにも熱い芝居。山岸理子加賀楓の実力の賜物だと思います。大団円という言葉が、まさにAチームの終わり方には似合います。

・BはAチームに比べるとコミカル。しかし、あくまでも枠の外にはみ出さない、芝居の空間を守る芝居でした。
先にも書きましたが、一つの完成された舞台として観るなら、間違いなくBチームです。他のチームはこのシーンで、りさと由美というよりも演者自身が表に出てきているのですが、Bチームは高瀬ちゃんのおかげで、この自由すぎるアドリブ空間においても役が崩れませんでした。さすがです。わかりやすく(?)言うと、唯一Bチームのラストシーンだけはセックスに見えませんでした。それが良いかは悪いかはともかく。素敵で愉快な二人の追いかけっこ、そんな感じでした。私はBエンド、かなり好きです。爽やかなドラマや漫画みたいでした。
そして、そんなしっかりした高瀬ちゃんの芝居と心を引っ掻き回す、瑞歩ちゃんの由美。高瀬ちゃんの芝居を崩すためのトリガーが、小野瑞歩ちゃんなのです。素晴らしい配役バランス。高瀬ちゃんの完璧さと瑞歩ちゃんの自由さを持ってして、Bチームネガポジポジは硬軟両者を併せ持つ、親しみやすくレベルの高い芝居となっていました。

・Cチーム。前評判通り、ラストシーンは百合でした。百合でしたって曖昧なんですけども。
目を背けてしまいそうになるほど、濃厚で情緒的な触れ合いでした。狼に「レズビアンの痴話喧嘩に見えた」って感想がありましたが、それもわかる。劇中年齢ではラストシーンりさ由美は26歳のはずなんですよね。それがあんな風に抱き合ったり好き好き言い合うってなんかもうそれ(それ)。
抱き合いながら背中に回す手をちょいちょい動かして、さらにきつく抱こうとする感じが物凄かった。多分やってる本人たちはそこまででもないんだろうけども、見てるこっちにはとんでもない破壊力。
この百合っぽさ、濃厚さは小片りさまるの才能が大きいかと思います。アンサンブルとしてりさまるが出演していたチームBでも、由美のシャワーシーンの時、妖艶にシャワーホースを巻きつけていました。あまりにセクシーに由美に顔近づけるのでキスするかと思ったよ。マジやばいなりさまる。
そして確かに、このシーンの感情の濃厚さは圧巻なのですが、果たしてこれはりさ由美かというと、もうこれはリサ樹々だったと思います。一番役者本人が表に出ていたのはCチーム。

軽く謎考察

母和子は地上げに気付いていたか?

本当に恋愛的な意味で言い寄られてると勘違いしていたとも、子供達の前だからばれないようにしていたとも、どちらの解釈も出来ると思う。札束入りの花束を渡されても、それが恋だと思っているという解釈なら、まんでん家の、そしてりさのポジティブさは和子由来のものだと思う。実際にりさ以外の子供達は、長女の未知でさえ、由美の父が地上げ行為をしていたとは気付いていないように思える。

ではりさは由美の放火の意図に気付いていたか?

気付かないようにしていた、のではないか。
当時地上げのことはわからなくても、火をつけようとしたことについて考えていれば、気付くときがあったと思う。
だけどりさはポジティブになり、放火未遂のことも「悪いようには考えないように」したから、気付いたとしてもそれが真実だとは思わないようにしていたのではないか。

由美は本当に蕎麦アレルギーか?

・Aチームは蕎麦アレルギーについて特に触れてなかった記憶。Aチームはとにかくトリッキーなので、どんな言葉さえも嘘のように見えて仕方ない。そしてそれが全て効果的に思えます。
・Bチームはアドリブで明確に、蕎麦を頼むのを避けようとしていることから、「蕎麦アレルギーは真実」という解釈で演じていたと思う。わかりやすかった。
・Cチームはアドリブで、蕎麦の固さ柔らかさについて由美が話していた。でも、そんな固さの違いなんて蕎麦アレルギーの人からは出てこない感想な気がする。つまり、「本当は蕎麦アレルギーではない」解釈で演じていた、という考察ができそう。
しかしCチームの場合、そんな嘘をつく必要性はあまり感じられない。「やっと素直に言える、これからは本当のことしか言わない」と歌ったあとで、あんなにいちゃいちゃと甘えた後で、りさに対して嘘をつく必要があるのだろうか。まあ単純にアドリブだっただけで深読みのしすぎかな。


おわりに

ネガポジポジ、本当に楽しかった。
つばきメンブログで稽古の様子を読んでいるときから、「これは絶対に面白いものになる、ベリの三億円少女に匹敵するくらいの舞台になる!」と思っていました。
その思いが現実になっていて、本当にうれしかったです。
お金があれば全公演入りたいのに、なんて思えた舞台は初めてです。

ここまでネガポジポジにのめり込んだのには、色々理由が重なっていると思うのですが、その一つにはAチームの初日公演を見た翌々日に、ももちの卒業と引退が発表されたことも大きかったのかなと思ってます。
ネガポジポジのおかげで考えずにいられたけど、気付けばあれからもう2週間も経っていました。
そういう意味でも、ネガポジポジの存在はありがたかったです。

楽しかった。たった三回だけしか見られなかったけど、夢のような空間でした。
またあのやけに丁寧語な影アナが聴きたい。ディスコ調のイントロが聴きたい。椅子に座ってかっこよく並ぶキャストが見たい。みちりさまいるみの歌が聴きたい。結構気ぃ使うねぇも、これがオープンハートせんべいだ!も、ライターの鳴る音も、油を注ぐ音も、もういっちょも、Windowsの歌も、アンサンブルのダンスも、居間はだめも、ラストシーンも、最後の歌も、全部全部。

本当にありがとうございました。
楽しい楽しい舞台でした。
感謝祭絶対やってくれよな。頼むぜアンドリウ。

エモーショナル感想終わり。

「ネガポジポジ」の設定と元ネタをゆとり世代がまとめてみた

 
 
みなさん、「ネガポジポジ」観ましたか?
ネガポジポジ、最高でしたね。
 

f:id:pep_rep:20161120043200p:plain

 
観られなかった方は、ぜひDVDで。公演は3パターンあったのですが、3回回しの日にカメラが入っていたそうなので、全3パターンとも収録されそう。されると良いな。
 
以下目次。
 

雑多な感想

私はまず、初日Aチームを観ました。
ほんとのほんとの一発目の回です。
初見の感想は「ものすごく物凄かった。」
 
登場人物が全員舞台の上に乗ったまま始まるというスタート。
そう、ネガポジポジの最高なところは、セリフがない演者も、常に舞台の上にいるというところです。ずっと舞台上が騒がしい。色んな子が色んな場所で色々やっているので、目が足りない。そして誰を見ていても良い。非常にドルオタ向けの舞台だったと思います。
そこから猛スピードドタバタてんやわんや、すっちゃかめっちゃかに、可愛い子たちが歌い踊る。
なんだこれはと。
そして、そんなうるさいシーンから突然の暗転。
日常からの乖離。
しんと静まり返った舞台に、由美が一人で現れるシーン。
これは、どのメンバーも凄かったのですが、初日のAチームのりこりこの演技が、強く印象に残っています。
何より、りさと由美が心を丸ごとさらけ出してぶつかり合う芝居。
これがネガポジポジの肝でした。
メンバーのブログで稽古の様子を読んでいる時から、ものすごいものになるんだろうなと思ってましたが、本当に物凄かった。
10代の女の子の、あんな顔、あんな姿、普通は見られません。
素晴らしい熱演でした。
心を動かされました。
ラストではこっちまでにこにこ笑顔になり、幸せな気持ちで帰れるというハッピーな舞台でした。
 
本当に、女性客が少なめだったのが至極残念。
洋服の違いとか、お金があるとかないとか、おしゃれかださいかのマウンティングって、女性の方がよく実感できそうな気がします。
そしてもちろん、女同士の友情とかも。
みんなDVD買おう。
 
しかし。しかしですよ。
こんなに良かったネガポジポジですが、ゆとり世代の私にとってバブル世代のネタは、知識としてはわかっても笑えるところまで持っていけず、観劇中も元ネタがよくわからないものが少なくなく、ちょっと寂しくなりました。
そして「なんだったんだ…伏線回収されてないぞ…」と消化不良のまま狼を読みあさり!
諸々の設定の意図に気付き!
目から鱗!
一気にストーリー解釈がひっくり返りました。
 
そしてその後BチームとCチーム公演を1回ずつ観て、各チーム1回ずつ、計3回観劇しました。ネガポジポジは最高。
パンフレットにも、最初の読み合わせの時に「この話わかる人?」と聞いたら、3人しか手が上がらなかったと書かれていました。ゆとり世代にさえわかんないのだから、ハロプロ研修生世代にはもはや何が何だかですね。むしろわかった3人って誰なのか逆に聞きたい。
 
ネガポジポジという舞台は、歌による心理描写が豊富な一方で、客観的な真実、登場人物の行動理由は、セリフとしてはあまり語られません。
「おそらくこういう設定なのだろう」という予想、解釈は、それぞれのチームと観客に委ねられています。
それがこのネガポジポジの良さでもありますが、世代知識が無いことも相まってあまりにわかりにくかったので、ちょっと設定やら元ネタやらを、ツイッターなどなどのレポやWikipedia等調べて整理してみました。
 
観劇済みの方は、拾いきれなかった設定を確認するのに使ってください。設定を知ると知らないとでは、とあるシーンなどの解釈が丸っきり変わってしまいます。
観てない方も「こんな話なのか〜」と読んだり、DVDが発売されたら鑑賞後にぜひ読んでください。
 
がっつりネタバレだし、記憶があやふやなところもあるので、セリフを一言一句正確に知りたい!DVDを待ちたい!という方はここまでで。
それではいきます。
 

登場人物名とキャスト

長女・未知(須藤茉麻
次女・りさ(A:加賀 B:高瀬 C:小片)
三女・舞(A:堀江 B:前田 C:小野琴)
四女・るみ(A:清野 B:吉田 C:西田)
母・和子(梨木智香)

由美(A:山岸 B:小野瑞 C:浅倉)
川上(A:金津 B:小野田 C:一岡)
 

登場人物の年齢推移

 
基本的には劇中の発言に基づき、経過しているはずの年数を足していきます。
 

最初の大晦日(1988年)

りさ、由美 19歳(高校で同級生、りさは一浪目?)
未知 22歳(22歳、華の女子大生と自己紹介している)
舞 13 or 14歳 (最初に由美が泊まった時は中学生だったとのセリフあり)
るみ、川上 11歳(同級生)
 

2回目の大晦日 (1992年)

りさ、由美 23歳
未知 26歳
舞 17 or 18歳(高校に行かずフリーター)
るみ、川上 15歳(高校受験、進路の話をしている)
 

3回目の大晦日 (1995年)

りさ、由美 26歳
未知 29歳(「来年で30になる」と発言あり)
舞 20 or 21歳
るみ、川上 18歳
 
 
こんな感じで、最終的にはりさと由美は26歳になります。
そう考えると、あのラストシーンのりさと由美の芝居ってかなり、かなり見方が変わる気もしますね。
 
 

時系列と設定、パロディ元ネタ

ここからが本題。
以下、時系列順にパロディや設定など並べてみます。
実際の年と劇中の年とで若干のズレがあるのですが、現実の時間軸に合わせて並べます。詳細は後述。
 
 

1988年(昭63) 12月31日

 →あらすじにも記載の通り、1988年の大晦日から舞台は始まる。
 
・最初の大晦日、まんでん家に由美が泊まりに来る日
昭和天皇のご容態を知らせるニュースが流れていることから、昭和天皇崩御前年とわかる。
 
・劇中で時折入るニュースの噛みまくりなアナウンサーの声
当時は女子アナブームの走り、噛みまくる女子アナが多かったそう。中でも、言い間違いで有名な元フジテレビアナウンサーの有賀さつきが元ネタではないか。
 
・「邪魔でい邪魔でい!」と、時々べらんめえ口調のりさ
→あらすじによれば、まんでん家は東京の片隅にある。おそらくこのりさの口調から、東京の下町か?
 
・りさが由美に貸した服のブランド「ミョウジヤマモト」
→1980年代に流行ったDCブランド(DCはデザイナーズとキャラクターズの略)の中でも有名な、「ヨウジヤマモト」のパロディ。名前の通り、ファッションデザイナーの山本耀司氏が立ち上げたもの。おしゃれ上級者向け高級ブランド。
ちなみに、現在はDCブランドという呼び方は死語となっているそう。
 
・りさと由美の同級生のマキコが、深夜にやっている女子大生が出演するテレビ番組のオーディションを受けるという
→フジテレビ系で深夜に生放送されていた番組「オールナイトフジ」か。デビューしたばかりのとんねるず片岡鶴太郎らが出演していた。同番組に出演する女子大生は「オールナイターズ」と称され、女子大生ブームに拍車をかけた。
 
・りさは浪人中
→1980年代後半から90年代前半は私大バブルと呼ばれ、偏差値は上昇、私大入試が激化した。りさが浪人したのもさほど不自然ではない。
 
・由美の父から「(由美は)本当の姉妹のように仲良くしていますか」という電話。
→後の由美が油を注ぐシーンや地図の話にも繋がるが、不動産関係の仕事の由美の父は、まんでん家に対して地上げを行っていたのだと思われる。また、花束を渡したり、「本当の姉妹のように仲良く」というセリフから、放火だけではなく、偽装結婚による地上げも狙っていたのではないか? バブル当時は、偽装結婚を利用した地上げ行為による事件もあったらしい。
 
・りさが由美にあげてしまいそうになるアイス
→形や劇中写真から「レディーボーデン」。80年代頃までは高級アイスの代表格だった。
しかし1984年にはハーゲンダッツが日本に上陸。直営店が都市に展開されマスコミでも話題となり、さらに1990年のアイスクリームの輸入自由化以降は、様々な海外のアイスが登場。レディーボーデンは二番手感が強まっていってしまう。
 
・未知は22歳、華の女子大生
→つまり未知は四年制大学に通っていることになる。当時女子には短大の方が人気で、四年制大学進学率の方が低かった。
まんでん家は由美に比べて貧乏なように描かれているが、四姉妹を育て長女を四大に行かせるなど、かなりお金に余裕があるように思える。
 
・未知に友達からの電話。年末年始にオーストラリアへ旅行する、苗場は寒いからオーストラリアで会おう、でもやっぱり芝浦で会おう、埋め立て埋め立てと歌う未知。
→当時は海外旅行ブーム。そしてスキーブーム。苗場は代表的なスキー場。芝浦はウォーターフロントと呼ばれる臨海部の埋め立て地で、有名なディスコやライブハウスが多くあった。(ちなみに芝浦で有名なディスコ、ジュリアナ東京は1991年開業、芝浦GOLDも1989年開業なので、まだこの劇中の時点では存在していないはず)
 
・川上の実家は金物屋をやめて引っ越すという。家に放置されていたお札を大量に持ってきた川上。
→川上の家も地上げに遭い、そして土地を売ってしまった。そのため彼の家は、大量に金を手にした。劇中で一見、存在意義がわかりにくい川上は、地上げに抵抗して家を守ったまんでん家と対照的な存在、という意味合いがあるのだろう。
 
・るみと川上のシーンでドラクエの行列という話
→1988年2月10日に発売されたゲーム「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」は、発売日に大行列が出来、マスコミにも取り上げられたほどの社会現象に。発売日が平日(水曜日)であったため、徹夜したり学校をサボったりした学生が多くいたそう。これ以降、ドラゴンクエストシリーズは発売日を休日に設定することとなった。

 

・川上が、オープンハートはあげられないけれど、と言いながらせんべいを渡す。「これがオープンハートせんべいだ(よ)」とアンサンブルやりさが劇中で度々発言。

→バブル期にめちゃくちゃ流行った、ティファニーのオープンハートというネックレスのこと。

f:id:pep_rep:20161121084505j:plain

 
・未知が由美の代わりにイタリアンへみんなを連れて行くとき「だいじょうぶいだよ!」と言う
→1990年放映開始のタケダ「アリナミンV」のCMでのセリフ、「大丈V」が元の流行語。CMにはカリフォルニア州知事となる前のアーノルド・シュワルツェネッガーが出演していた。
ただし、この劇中の大晦日は1989年なので、細かいことだがCMはまだ放映されていない。
 

1991年(平3)

→一般的に、バブル崩壊が始まった年とされる。至る所に不況の波が襲い、企業の倒産、証券会社の不祥事、銀行の破綻などが起き、新卒採用を見送る企業も相次いだ。
不動産関係の仕事の父親を持つ由美が路頭に迷い、りさもなかなか就職出来ないでいるのには、このような時代背景がある。
 

1992年(平4) 夏

・るみのセリフから場面が巻き戻り、夏にるみとりさが並んでテレビを見ているシーン。
→テレビや、るみとりさのセリフ、そして『いままで生きてきてどうこう』という劇中歌から、 1992年のバルセロナオリンピックの競泳女子平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子のニュースを見ているとわかる。レース直後にインタビューで岩崎は「今まで生きてきた中で、一番幸せです。」と語り、一躍時の人となった。しかし岩崎が当時まだ14歳であったことから、今まで生きてきて〜という台詞についてメディアなどで批判されたとも。
 

1992年(平4) 12月31日

 
・由美が泊まりに来た大晦日から1週間ほどで天皇が亡くなり、平成と同時に由美の行方はわからなくなった
昭和天皇崩御が1989年1月7日。
 
・未知が30億を母に求める
バブル崩壊による焦付きが原因か。
 
・未知「妹はフリーターですって自慢した」
→バブル期のフリーターは、自由な生き方を模索するドリーマー的な意味合いが強く、もてはやされていた。またバブル崩壊後は、前述のように困窮した企業が人件費削減のためリストラなどを行い、アルバイトとしてのフリーターが増えた。
 
・「冬彦さんみたい」「お母さん好き?」と言われる川上
→1992年7月から9月に放送されたTBS系列のドラマ「ずっとあなたが好きだった」の登場人物、桂田冬彦(佐野史郎)のこと。元々は単なる脇役だった冬彦だが、冬彦の母を演じた野際陽子のアドリブをきっかけに、冬彦は強烈なマザコンキャラへと変貌。唸り声や木馬に乗るシーンなどあまりの怪演ぶりに、一躍「冬彦さんブーム」が起きた。初回視聴率は13.2%だったのが、最終回では34.1%を記録。
 
・ポケベルを使う未知とりさ。未知は舞に「サラリーマンみたい」と言われる
→元々はサラリーマンの間で主に使用されていたポケベルだが、1992年頃から女子高生を中心にメッセージを送り合うことがブームになった。
 
・和子は、由美の父から告白されてもいないのに「平成と同時にフラれた」と悲しむ。由美の父からは、札束入りの花束を度々受け取っていたという(札束の方は受け取らなかったとも)。「結局なんだったんだろうね?」と不思議がる未知たち
→バブルがはじけて、由美の父からの地上げも収まったのだろう。札束が花束に入っていたのは、わかりやすく地上げを表している。しかしこのシーンの様子からは、少なくともりさ以外の娘たちは地上げがあったことに未だ気付いていないように思える。
 
・「今年の10大ニュース スペースシャトルエンデバー』 日本人宇宙飛行士」、というテレビのニュースの声。アンサンブルたちが宇宙空間のようにゆっくりとした動作で下手から上手へ抜けていくシーン。由美が「宇宙から見ると国境は見えませんでした」と言う。
→ 毛利衛宇宙飛行士が、1992年9月に、スペースシャトルエンデバー」に日本人初の宇宙飛行士として乗りこんだニュースから。また毛利氏は帰還直後、「宇宙から見ると国境は見えない」とコメントした。(同様のことは過去に初の有人宇宙飛行に成功したガガーリンも発言している)
 
・りさが未知にアチョーと言いながら蹴りを入れる。ファミコン風、中国風の音が流れる
1984年に稼動開始したアーケードゲームスパルタンX」のパロディか。「ホッ」「アチョー」「オリャー」「ワッハッハ」などの合成音声が当時にしては豊富で、声真似する人も多かったという。1985年にはファミコンに移植されている。
 
・由美が一人ステージに立ち、歌番組のようにソロ歌唱。
→かつてフジテレビ系列で放送されていた人気歌番組「夜のヒットスタジオ」のパロディか。
 
三浪したりさはさすがに四浪はまずいと就職活動を始めた
→最初の大晦日の年(1988年)がりさの一浪目なら、1989年に二浪、1990年に三浪目となり、四浪目にあたる1991年から就職活動を始めたことになる。しかし、上記のパロディなどから考えるとこの2回目の大晦日シーンは1992年なので、計算が合わない。
他にもこの2回目の大晦日のシーンでは、由美が最初に泊まりに来た1988年の大晦日のことが「3年前」だと何度も言われる。このシーンが1992年だとすれば、本来は「4年前」と数えるのが正しいはず。
これらは意図的にずらしているのか、設定上のミスかは不明。
 
 

1995年(平7) 12月31日

 
・ニュースの声、「阪神淡路大震災」「地下鉄サリン事件」「安全神話の崩壊」
→すべて1995年の大きなニュース。「安全神話」は1995年の流行語大賞トップテンに入っている。
 
・川上とるみが登山のような格好で家に帰ってくる。神戸に行ってきたというが、「旅行じゃない」と返す。
→川上とるみは阪神淡路大震災のボランティアへ行ってきたのだと思われる。和子の「川上君はすっかり好青年になって」というセリフからも、金に執着していた川上が大晦日にボランティアへ行くような子になって、という意味合いが感じられる。1995年は後に、ボランティア元年と呼ばれるようになった。
 
・りさがWindows95をお年玉で買う。和子が電話をかけるとインターネットの曲が止まる。
→1995年11月20日にWindows95の日本版が発売された。Windows95の発売で、世界中がパソコンブームに沸いた。りさはこれを発売から約一ヶ月で買ったことになり、いかにりさが影響されやすいかがわかる。
また、当時は電話回線を用いて通信していたため、和子が電話をかけるとインターネット通信が切れてしまっている。再度インターネット接続する際に、ダイヤルのSEが聴こえる。
 
たれぱんだせんべい作ろうかなというセリフ
→「たれぱんだ」とは、サンエックスのキャラクター。1985年11月にシールとして発売されたのが初出。後に文房具など様々なキャラクターグッズが発売され、人気になった。

f:id:pep_rep:20161121224402p:plain

 
 
 
 

小ネタ集&考察

 

・舞台タイトルは当初、M-lineファンクラブでは「まんでん一族の豊かな日々」として告知されていた。
 
 ・アンサンブルは基本的に、他チームで自分が演じている役の側について動いている。そして正式には公開されていなかったが、アンサンブルには「カゲ由美」「カゲりさ」といった役名がそれぞれ付けられている。(パンフレットの稽古風景の写真や11/19の小野瑞歩のブログより)
アンサンブルには稽古の時から名前がつけられていました!
私の名前は、「カゲ由美」
 

 

アンサンブルはただの黒子ではなく、登場人物の「カゲ」であることが窺える。カゲは登場人物の心の内面を表しているのだろうか。
 
・「みち、りさ、まい、るみ」の歌の音程は各チーム微妙に違う。特にBチームの音程はわかりやすく他チームと異なっている。山岸の千秋楽挨拶によれば、劇中歌の音程は、自分で考えて決めるように言われていたそう。
 
・まんでん家の父の遺影が未知にそっくりと指摘する由美。遺影の写真は未知役の須藤茉麻がメイクして撮影したものと思われる。
 
・由美の父から電話がかかってきたとき、和子は遺影をパタンと倒す。和子は本気で再婚を考えていたのだろうか。
 
・最初の大晦日、ださいグッズをアンサンブルたちがりさに押し付けてくる時、Cチームりさ演じる小片リサは特技がけん玉のため、アンサンブルからけん玉を受け取り、華麗にけん玉をこなす。
 
・アンサンブル二人がアルプス一万尺の動きをしている風に見えるシーンがある。
 
・最初に由美が蕎麦屋に電話をかけようとする場面で、由美が時間稼ぎのためにりさへどうでもいい話を振るアドリブパートがある。このとき、Bチーム由美は「蕎麦じゃなくてうどんにしない?」と言う。これは由美が蕎麦アレルギーだったというオチに繋がる伏線となっている。(Bチーム初期の公演ではこのセリフは無かったらしく、追加要素のアドリブの模様)
 
(追記)
・同じく蕎麦屋への電話の時間稼ぎアドリブパート、Cチーム由美は「蕎麦は固め、柔らかめどっちが好き?」と聞く。そして両者の魅力をりさに向けて語っている。しかし、由美が蕎麦アレルギーなのに、蕎麦の細かい好みについて語ることができるのは不自然ではないか。Cチームは「由美は本当は蕎麦アレルギーではない」という解釈をしたのかな、と思えるアドリブ。
 
・最初の大晦日、由美が蕎麦屋に電話して売り切れだと言われた時、由美は本当は電話していないのではないかという考察。
4年後のシーンでりさが長寿庵に電話をかけた際には、「冷やしたぬきは無い。毎年毎年すみませんね」という掛け合いがある。しかし由美が電話をかけた時にはこの掛け合いがなく、いきなり売り切れと言われていた。本当に電話をかけていたとしたら不自然では?(まあ蕎麦自体が売り切れだったらいちいち冷やしたぬきは無いなどと言わない気がするので、電話をかけたのも売り切れていたのも事実かも)
 
・由美は蕎麦が売り切れとわかる前からイタリアンに予約済み。イタリアンへ電話をかける時、「『予約していた』○○(由美の苗字。聞き取れない)ですが」と言っている。イタリアンへとまんでん家を連れ出すことは計画的だったと思われる。
 
・由美が持っていた地図にはたくさんのバツ印と、真ん中付近に丸が描かれている。「これ、うちだ」というりさのセリフから、丸はまんでん家の位置だと思われる。バツは地上げが完了した場所を表している?
 
・由美の鞄の中身は、ライター、マッチ、チャッカマン、新聞紙などなど。放火を意識させるグッズが多い。
 
・ディスコの場面でショルダーホンを使う未知。なおショルダーホンは1985年発売。
 
・1992年の大晦日では、まんでん家にあった黒電話がプッシュホンに代わっている。
 
・りさが松田聖子風に歌うシーンで、アンサンブルが「聖子≒りさ親衛隊」(?)と書かれたハチマキを巻いている
 
・2度目の大晦日、お風呂から出てきた由美が、ケロリンの桶を持ってくる。このケロリンの桶について由美がりさに話しかける場面は、アドリブパートとなっている。しかし、何故かCチームだけは、桶について全く触れずに台本通り話を進める。
 
・3度目の大晦日、Windowsの歌の場面ではりさだけがパジャマ姿で、靴を履いていない。他はアンサンブル含め全員靴を履いている。りさが引きこもっていることを表している様子。

 

・3度目の大晦日、蕎麦を置いて逃げようとする由美を追いかけるりさ。前述のように最初は靴下姿だが、途中で靴を履いている。「りさちゃんが外に出た!」というるみのセリフから、どうやら逃げる由美を外まで追いかけているということらしい。
 
・りさが由美を追いかける長い尺のアドリブシーンで、Bチームはいつの間にか由美がりさを追いかけている。気まぐれに由美がりさを追いかけずにいると「なんで追いかけてこないのよ!」とりさが怒るといった一幕もあった。
 
(追記)
・和解シーンの後、公演序盤ではなかったセリフが追加されている。それは由美が「(まんでん家に)遊びにきたかったよ!」というセリフ。(記憶がおぼろげ。詳細求む。BチームとCチームであったのは確認)
このセリフが加わったことで、由美がそもそもまんでん家を訪ねた目的、放火だけが目的だったのかどうなのか、という解釈がすっきりする気がします。